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PyCon Kyushu in Okinawa 2019 レポートインタビュー!参加・登壇したkashew_nutsさんに、地方イベントの楽しみ方やみどころをきいてきました。

f:id:nana_yu:20190613161252p:plain みなさんこんにちは、PyQスタッフnanaです。

本ブログでは、Pythonにまつわる情報・イベントなどについて紹介しています。 今回は2019年に開催されたPyCon Kyushu in Okinawa 2019に東京から参加・発表した kashew(@kashew_nuts)さんに参加の感想をインタビューしてきました。

地方イベントの様子や遠征参加のきっかけなどを聞いてきました。 住んでいる近くの地域や、遠方でのPythonイベントに興味のある方に雰囲気が伝わると嬉しいです。

PyCon Kyushu in Okinawa 2019とは?

kashew さんが参加されたPyCon Kyushu in Okinawa 2019はどのような内容のイベントですか?

kashew 「PyCon Kyushu」は、九州にゆかりのあるPythonユーザを主体に、PythonやPythonを使ったソフトウェアについて情報交換・交流をするためのカンファレンスです。 2018年は福岡、2019年は沖縄と、イベントごとに九州を回っていく構想のようです。 私は昨年もスピーカーとして参加しました。今回は、前の週に行われたPyCon mini Sapporoからはしごして参加・登壇した方も10数名いました。
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参加してみて、PyCon Kyushu in Okinawa 2019はどんな人に向けたイベントだと感じましたか?レベル感などを教えてほしいです。

kashew 初心者からコアなPython事情も知りたい人まで参加できるイベントだと感じました。 トークの内容もWebやOCR、Pythonの処理系、開発環境、自然言語処理、コミュニティと取り扱っていたので、 普段耳にしないことや、聞いたことはあるけど実際はどのようにプロジェクトで運用してるんだろうといったことも聞ける裾野が広いイベントでした。
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なるほど。トピックを聞いただけでもPythonの広い分野を扱っていて、懐の深さを感じますね。

遠征でのイベント参加は、もう一つ現地ならではの楽しみを作ると動き出すきっかけに

kashew さんがPyCon Kyushu in Okinawa 2019に参加した理由を教えてください

kashew 沖縄行く機会を探ってたところに、PyCon Kyushuがあったからです。「じゃあCFP出して発表もして観光しよう」という気持ちですね。
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機会を探っていたとは?

kashew PyConとは全然関係ないのですが、今年にはいってとあるソーシャルゲームに復帰したので、沖縄限定のモンスターを捕まえたいなーと思っていたんです。
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なるほど、GPSを利用した、実際の現在地が影響するあのゲーム…ですね(笑)。それにしても、ゲームのついでにカンファレンス登壇、カンファレンス登壇のついでにゲーム…、こともなげに仰ってますが、ものすごくアクティブですよね。

kashew イベント本体だけでなく、そういった現地ならではの楽しもうとすると理由付けができるので個人的にはいいなと思ってます。
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確かに、他の楽しみと関連付けるのはモチベーションを上げるのには良さそうです。

発表内容について教えてください

kashewさんの発表について

kashew さんは今回登壇されたとのことですが、どんな発表をされましたか?

kashew Language Server Protocol(LSP)という、開発するときに必要な機能を統合して扱える技術について話してきました。
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speakerdeck.com

Language Server Protocol(LSP)

Language Server Protocolという単語が耳慣れない人のために、少し詳しく教えてください。

kashew プログラミングをするにあたり、エディタやIDEなどの開発環境の話は切っても切れない話だと思います。Language Server Protocolとは これまでエディタやIDEごとに実装されていたコード補完や、定義ジャンプ、エラーチェックなどの機能を、言語サーバーを用意して複数の開発ツールで使えるようにするためのもの です。

Microsoftがプロトコルの仕様を公開し、もはや定番となったVS Codeだけでなく、現在はVim, Emacs, Atomなど多岐に渡る開発ツールが活用できます。

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kashew 今回はLanguage Server Protocolがどうして取り入れられているのかや、実際の導入方法、Pythonの実装について取り上げました。
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IDE (Integrated Development Environment)

  • Wikipedia: 統合開発環境 - Wikipedia
  • コンパイラ・テキストエディタ・デバッガなど開発に必要な機能を一つにまとめた総合開発環境のこと。Python用IDEには PyCharm などがある。

他の発表で印象に残ったものを教えてください

他の参加者の発表はいかがでしたか?

kashew 発表では今回聞けなかったのですが、後で資料をみて「レガシーPython散策」が印象的でした。
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speakerdeck.com

kashew Python0.9.1では、今だとあって当たり前のdictが開発途中だったり、タプルやリスト内包表記がなかったり、文字列はシングルクオートしか使えなかったようです。すぐなにかに役立つわけではないですが、こういった興味を突き詰めていくような内容も聞けるのがPyConのいいところですね。自分の身体が2つ欲しくなります。
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Pythonという言語をタイムスリップして旅するような発表ですね。Pythonにまだあまり詳しくない人も、使い続けてきた人も興味深く聞けそうです。

大自然の中で、幅広い年代の集うイベントでした

kashew さんが、今回のPyCon Kyushu in Okinawa 2019で印象にのこった内容や、参加したことで得られたことがあれば教えてください

kashew まず会場である琉球大学がかなり広くて、敷地内にジャングルがあったのが印象的でしたね。 キャンパスの真ん中ぐらいに池があって、そこがほとんどジャングルなのです。参加者は橋で通るときに写真を取ってましたね。
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すごい大自然!さまざまな景色を堪能できるのは地域イベントへの遠征の醍醐味という感じがします。

kashew イベント的には学生の参加者が多かったのがすごくよいなと思いました。
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kashew 自分が学生のときは「興味を持ったはいいけど、実際にどうしてるか聞く場所ってどこにあるのかな?」と思ったので、 各地にPyConという場が広がって人や技術に触れ合う場があるってすごいことだなと思いました。
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写真からも、様々な地域・年代のPythonistaが集まるイベントだったことが伝わってきますね。ありがとうございました!

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