こんにちは、PyQチームです。
PyQのコンテンツの変更に関するお知らせです。
先月告知した パート「Jupyter Notebookの使い方」改善のリリース がされたのでお知らせします。 事前に告知した記事については、以下の記事をご覧ください。
概要
パート「Jupyter Notebookの使い方」 は、コードをインタラクティブ(対話的)に実行できるJupyter Notebookについて学べるコンテンツです。
基本的なコードの実行方法からマークダウンの書き方、生産性が向上する便利な機能について知ることで、ノートブック上で試行錯誤しながらプログラミングを行うプロセスを学べます。
本パートは今までも学習のクリア率の高いコンテンツではありましたが、 データサイエンス分野の導入となるコンテンツとして、より学びやすくなるようにブラッシュアップ を行いました。
改善内容
- 【構成の変更】 学習内容が多い問題を分割し、関連性が深い話題を同じ問題にまとめることで、より学びやすい構成に変更しました
- 【説明の追加】 学習内容の全体像や各機能のユースケースなど、「なぜそれを学ぶ必要があるのか」を概説する内容を追加しました
- 【図の追加】 画面キャプチャを追加し、より情報がわかりやすい内容になりました
- 【フォーマットの改善】 各問題に「学ぶこと」「まとめ」を追加することで、学習内容の要点がわかりやすくなりました
この他、文章や説明の流れがわかりづらい箇所について、全体的に改善を行いました。
改善内容の詳細
改善点1. 学びやすいように構成を変更
- 学習内容が多かった問題を分割して、より関連が深いクエストに説明を移動しました
- 使用頻度の高いマークダウンに関する学習内容を、1つのクエスチョン(問題)として独立させました
- 使用頻度の低い
%store
コマンドの説明を除外し、代わりに使用頻度の高いシステムコマンドに関する問題を追加しました
変更後の具体的なクエスト構成は以下のとおりです。
変更前 | 変更後 |
---|---|
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改善点2. 説明を追加して、学習の目的がわかるように
学習の全体像やユースケース、利点など、「なぜそれを学ぶ必要があるのか」を概説する内容 を追加しました。
たとえば、最初のクエスト「Jupyter Notebookを使ってみよう」では、Jupyter Notebookの特徴や、どのような場面で力を発揮するのか等の説明を追加しています。
また、「写経」内のコードの学習意図や確認すべき内容がわかるよう、全面的に説明を追加 しました。
改善点3. 画面キャプチャを追加して、より情報をわかりやすく
今回の改訂では、Jupyter Notebookの使い方が直感的にわかりやすくなるように、文章や表だけで説明していた箇所に画面キャプチャを追加 しました。
たとえば、デバッグ用のコマンドを紹介しているコラム(クエスト「Jupyter Notebookで便利なコマンドを使おう」)では、以前は表だけで使い方を説明していましたが、改訂版では画面キャプチャを交えて更にわかりやすくなっています。
改善点4. 学習内容の要点がわかるよう、フォーマットを改善
学習内容の要点や全体像が把握しやすいように、各問題(クエスチョン)ごとに学習内容を要約した「学ぶこと」や「まとめ」を追加 しました。
旧版・パート「Jupyter Notebookの使い方」について
旧版となったパート「Jupyter Notebookの使い方」は 「変更なし・削除予定」カテゴリ に移動しました。今後は更新の予定はないため、新しいコンテンツで学習することをおすすめします。
まとめ
パート「Jupyter Notebookの使い方」改善版のリリース内容についてお知らせしました。
PyQではより効率よく、成長の実感を得ながら学習ができるよう、これからもコンテンツの改善を続けていきます。
変更点へのご意見は、各問題のエディター画面の「ヘルプ」>「フィードバック」よりお寄せください。