こんにちは、PyQチームです。
2025年2月22日に開催されたDjangoの国内イベント「DjangoCongress JP 2025」にて、PyQの運営会社「株式会社ビープラウド」から登壇したメンバーに、発表の内容や感想をインタビューしました。
DjangoCongress JPとは
DjangoCongress JPは日本で開催されるDjango Webフレームワークのカンファレンスです。 参加するすべての人がDjangoについて交流し、出会い、学び、楽しみ、深い理解を得ることを目的に開催されています。
DjangoCongress JP 2025
DjangoCongress JPは2018年に初めて開催され、今年の「DjangoCongress JP 2025」で6回目の開催でした。
YouTubeの「DjangoCongress JPチャンネル」でのstream配信と現地で行われた「DjangoCongress JP 2025パブリックビューイング」もあり、 オンラインとオフラインでの開催となりました。
DjangoCongress JP 2025で登壇した弊社メンバーにインタビューしました
PyQの運営会社「株式会社ビープラウド」のメンバー3名がイベントで登壇しました。 発表内容や感想をインタビューしましたのでご紹介します。
「できる!Djangoテスト(2025)」 tell-kさんの発表
最初に「できる!Djangoテスト(2025)」 というテーマで発表したtell-kさん(@tell_k)にお話を聞いていきます。
発表テーマと選んだ理由と内容について教えてください。
発表理由としては、仕事でテストを書いてと言われてもどっから始めていいかわからなかった経験があるので、そういう時の参考になれば嬉しいなと思い、このテーマにしました。
また、7年前に同じテーマで発表したことがありますが今回は最新版の内容となっています。
発表に挑んでみてどうでしたか?
なるほど、7年ぶりの内容更新とのことですが、以前から「参考になった」というお声もあった様なので、日頃Djangoでテストを行う人にとっても嬉しい発表だったと思います。
資料もこれからDjangoをはじめようとしてる人にもおすすめの内容ですね。
tell-kさんの発表資料
「Djangoにおける複数ユーザー種別認証の設計アプローチ」 奥寺政貴さんの発表
次に「Djangoにおける複数ユーザー種別認証の設計アプローチ」 というテーマで発表した奥寺政貴さんにお話を聞いていきます。
発表テーマと選んだ理由と内容について教えてください。
Djangoは例えばRailsとは違って、良くも悪くもフレームワーク自体が単一ユーザー用の認証機能を持っているという特性があるので、複数ユーザー種別の場合にその特性とどう付き合うかという内容となっています。
発表に挑んでみてどうでしたか?
ありがとうございます。今回はオンラインとオフラインの同時開催もあり現地との温度感も気にしながらは大変だった思います。
奥寺政貴さんからは「今回のテーマに関してはここ数年関心があり、Django固有の話かつ内容が多めなため、45分の発表時間が貰えたDjangoCongress JPはベストな機会だった」ということもお聞きしました。
奥寺政貴さんの発表資料
「Django NinjaによるAPI開発の効率化とリプレースの実践」 吉田花春さんの発表
次に「Django NinjaによるAPI開発の効率化とリプレースの実践」 というテーマで発表した吉田花春さん(@kashew_nuts)にお話を聞いていきます。
発表テーマと選んだ理由と内容について教えてください。
従来は手動ドキュメント更新や独自フレームワークでの実装などの課題がありましたが、Django Ninjaを導入することで型ヒントによる厳密なバリデーション、OpenAPIドキュメントの自動生成、ルーターを用いたモジュール分割などが実現可能になり、開発効率と保守性が大幅に向上しました。
Djangoとの親和性が高く、既存資産を活かしやすいというメリットを取り上げながら、今後の認証強化や機能拡張に対応していくにあたり取っ掛かりになりそうなポイントも取り上げています。
発表に挑んでみてどうでしたか?
懇親会での直接のフィードバックを得られたことが、良い経験になったことと思います。
今後の取り組みにも注目しつつ、Django Ninjaを活用したAPI開発のさらなる発展を期待できますね。
吉田花春さんの発表資料
まとめ
DjangoCongress JP 2025で登壇したメンバー3名にインタビューした内容をご紹介しました!
オンラインとオフラインの同時開催という環境の中での発表も無事成功され、関わる人たちとDjangoの知識を交換しあったりと交流できるのが素晴らしいイベントですね。
イベント登壇でDjango関連の発表をしてみたいという気持ちがある方は、ぜひ次回挑戦してみてください!
次回のイベントについては、公式ページやSNSもチェックしてみてください。