こんにちは、PyQ開発&運用チームのkamekoです。
10月15、16日にPythonの国内最大イベント「PyCon JP 2021」のカンファレンスが開催されました!
今回は、PyCon JP 2021で見たもの、感じたことをお伝えします。
今年は、1日目がオンサイトとオンラインのハイブリッド、2日目がオンラインだけの開催でした。
私は1日目、オンサイト会場で参加できました。2年ぶりのオンサイト開催となりましたが、久しぶりに会えた方がいたり、生で発表を聞けたりと楽しいことばかりでした。
PyCon JPとは?
PyCon は、Python ユーザが集まり、Python や Python を使ったソフトウェアについて情報交換、交流をするためのカンファレンスです。 PyCon JP の開催を通じて、Python の使い手が一堂に集まり、Python にまつわる様々な分野の知識や情報を交換し、新たな友達やコミュニティとのつながり、仕事やビジネスチャンスを増やせる場所とすることが目標です。(PyCon JP 2021 Overviewより引用)
PyCon JPは、Pythonを利用して様々なことを行っているエンジニアと情報交換したり、Pythonに関連する最新情報を知れるカンファレンスです。Pythonのことが大好きな人にたくさん出会えます。
私が考えるPyCon JPに参加する目的の一つは「自分のモチベーションアップ」です。頑張っている人の姿を見て、話して、日常生活に忙しく忘れがちな「やる気」を復活させる場だと考えて毎年参加しています。
参加方法
毎年、9月〜10月の間に開かれており、数ヶ月前にチケットが発売されます。
今年はオンライン開催だったので当日でもチケットが買えました。PyCon JP Blogを見ているとチケットの発売開始やその他状況がわかります。
当日のスケジュール
スケジュールはこちらに掲載されています。
PyCon JP 2021の思い出
オンサイト
まずは会場で参加できたことが一番の思い出です。気になっていた感染症対策も素晴らしかったです。
会場は椅子が離れて並べられており、空いた椅子をスタッフの方が定期的に消毒していらっしゃったのが印象的でした。本当に会場運営は大変だったと思うのですが、素晴らしい会を提供してくださって感謝しかないです。
はじまった #pyconjp pic.twitter.com/3ZlQ9JSK3Z
— kame-chan (@okusama27) 2021年10月15日
1日目の終わりにキーノートスピーカーの谷合さん執筆本をいただけるじゃんけん大会もありました。これは会場参加者のみの特典でした。
他にもPyCon JP 2020のグッズも配っていました。私は肩掛けバックをもらいました。去年は完全オンラインだったのでグッズが貰えて嬉しかったです。
記念Tシャツも去年はなかったですが、今年は希望者のみでしたが、買えて嬉しかったです。 色も選べたので私はオレンジ色にしました。
シャツ間に合った pic.twitter.com/xXVXM3a24V
— kame-chan (@okusama27) 2021年10月12日
キーノート
今年のキーノートは、1日目がプロ棋士の谷合 廣紀さん、2日目がPythonのコア開発者のブラント ブーカーさんでした。
特に1日目は久しぶりに生で発表が聞けて楽しかったです。
谷合さんの内容も素晴らしく、「気になったら作れるのがエンジニアのいいところ」という言葉が胸に刺さりました。
#pyconjp 10/15のキーノートは、『Pythonで理解する統計解析の基礎』の著者でもあり、将棋のプロ棋士でもあり、BERTやTransformerを活用して将棋AIを自作されてもいる、谷合 廣紀さんです!https://t.co/y5xBHNLkhH
— PyCon JP (@pyconjapan) 2021年9月17日
谷合さんのキーノート、楽しみですね!
チケットは固定ツイート参照ください
#pyconjp 10/16のキーノートは、CPythonのコア開発者であり、Python3.10の目玉機能であるパターンマッチングのPEPのfirst author、Brandt Bucherさんです!https://t.co/xCiXyzww8I
— PyCon JP (@pyconjapan) 2021年9月17日
3.10が10/4リリース直後ということで、Brandtさんのキーノート、楽しみですね!
チケットは固定ツイート参照ください
トーク
ビープラウドから4人の同僚がスピーカーに選ばれました。 現地で同僚が発表する姿を見られたのは嬉しかったです。
他にも聞きたいトークがいくつかあったのですが、いろいろあって集中して見られなかったので後で公開されるというYouTubeのアーカイブを楽しみにしています。
Discord
今回は、Discord を利用した開催でした。
各部屋で発表中に他の人がつぶやいているのを見られて、1人で自宅から参加していても寂しくなかったです。Discordの画面ショットは公開禁止とのことで画面はありません。
企業ブースもこのDiscordの中に出ていて、回りやすかったです。 去年より一体感が出て楽しかったです。
スタッフの皆さまが知恵を絞った結果と思うと胸が熱くなりました。
LT
1日目のLTは会場にいる人が優先して当選できるという話を聞き、手元に他で発表したスライドがあったので会場参加の記念として軽い気持ちと勢いで申し込みました。 同じことを考える人は多かったのか、残念ながら落選しました。
しかし、2日目になぜか繰越して当選しました。 しかも発表順が最後でした。
そこから発表まで焦りすぎて記憶がありません。無事に発表できてよかったです。
なんと、これが私のPyCon JPでの初発表でした!来年はスピーカーになれるように頑張りたいと思います。
(LT落ちた直後、LTに当選した人の背中を羨む)
仲良し #pyconjp pic.twitter.com/10nfbchLUB
— kame-chan (@okusama27) 2021年10月15日
LT申し込んだけどダメだった(´;ω;`)ウッ… #pyconjp
— kame-chan (@okusama27) 2021年10月15日
(奇跡の2日目当選)
@puhitaku @okusama27 LT通ってるから返事してねー #pyconjp
— Takanori Suzuki (@takanory) 2021年10月16日
スポンサーブース抽選会
スポンサーブースを回って合言葉を聞くとプレゼントが貰える催しに参加しました。
私も全部は回れなかったものの応募しました。見事、当選 しました。
何が当たったかは届くまでわからないそうです。楽しみです。
スポンサーブースや関連企画の感想としては「Discordの部屋を作ったので、勝手にやってください」ではなく、スポンサーブースをみんなで巡るツアー、抽選会、スポンサーの映像を流す時間などがありました。
未来のPyCon JPが盛り上がるように将来スポンサーになりたい!と思える企画でした。素晴らしかったと思います。参加者も無理なくブースツアーなどを楽しめたと思います。
パーティー
恒例のパーティーは、2日目の終了後にオンラインで行われました。
早期申込をした人にはなんとピザと飲み物が届きました。こちらはピザハットさんからの持ち出しだったそうです。
離れていても同じものを食べながらDiscordを使って会話する形式でした。 離れているのにワイワイを感じられる素敵なパーティーでした。家庭の事情でちょっとしか参加できませんでしたが、色んな人と話せそうで良かったです。
ピザきたー #pyconjp pic.twitter.com/8QENj5IsVi
— kame-chan (@okusama27) 2021年10月16日
最後に
ちょっと会場に行きたいな。という軽い気持ちで参加したPyCon JP 2021でしたが、私にとって思い出深いカンファレンスとなりました。
このような素晴らしい会を開催してくださったPyCon JP 2021スタッフの皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。