みなさんこんにちは、PyQスタッフnanaです。
日本最大級のPythonイベントであるPyCon JP 2019まで、残り3ヶ月強となりました。
PyCon JPなどの大型カンファレンスは、Pythonを学習する方にとっては大きな刺激になるでしょう。 Pythonを使う皆さんを応援したいPyQからも、順次情報を紹介したいと思います。
今日は、現在募集中、締め切り間近のトークセッションについて、 「この週末に頑張ろう!」と思っているみなさんがいざ提出で躓かないよう、 プロポーザルの提出手順をまとめました。
- 現在PyCon JP 2019では、トークスピーカーを募集中です
- CFP/プロポーザルとは?
- PaperCallとは?
- PaperCallでのPyCon2019プロポーザル提出手順
- 過去のプロポーザル
- まとめ
現在PyCon JP 2019では、トークスピーカーを募集中です
現在PyCon JP 2019では、トークセッションのCFPが 2019/4/29 (月)より公開されています。
プロポーザル提出の締め切りは、来週 2019/6/2 (日) 23:59(JST) だそうです。
PyCon JP 2019のCFP告知ブログは以下です。
「今年こそはと思いつつ結局まだ出せてない!」という方、 「発表してみたい気持ちはあるけど、英語の画面で挫折した」という方に向けて、 プロポーザルの提出手順を紹介します。
PyCon JP 2019でも使われているCFPサービスであるPaperCallでの作業手順を、 実際に初めて触って提出してみた手順を、スクリーンショットなどを交えて解説します!
CFP/プロポーザルとは?
カンファレンスではおなじみのCPFやプロポーザルという単語ですが、 耳慣れない方もいると思います。 これらの単語の意味も踏まえ、技術カンファレンスでの発表の仕組みについても、合わせて公開しました。 ぜひこちらも参考にしてください。
PaperCallとは?
PyCon JPでは、CFPにPaperCallというサービスが使用されています。
PaperCallは、カンファレンス系のイベント主催者が、論文の募集や講演の投稿を管理する為のサービスです。
個人のアカウントで発表(talk)を保存することができる為、 各国のPyConなど、PaperCallを用いて公演を管理しているイベントでも、 同様のプロポーザルを提出することができるなどの強みがあります。
PaperCallでのPyCon2019プロポーザル提出手順
1.PyCon JP 2019の応募用URL(CFP)にアクセス
先ほど紹介した告知記事に、PaperCallのPyCon JP 2019への応募ページ(https://www.papercall.io/cfps/2160/submissions/new)が記載されています。 アクセスしてみましょう。
2.(Papercallにログインしていない場合)PaperCallに任意のアカウントでログイン
Google, GitHub, Twitter, Facebook, LinkedIn, GitLab のいずれかのアカウントでログインします。 普段利用しているものを選択してください。
3.(初めての場合)メールアドレスと必須情報を入力
イベントに必要な情報がアカウントに登録されていない場合、以下のような警告が出ます。
まずはメールアドレスを入力しましょう。 すると次に、該当イベント(今回はPyCon JP 2019)への提出に必要な情報の入力画面が出ます。
このうち Slugは、PaperCallに入力した公開情報へのアクセス用の文字列です。
https://www.papercall.io/speakers/【入力した文字列】
で公開情報が表示されます。
入力が完了すると、アカウントページに戻ります。 再度、https://www.papercall.io/cfps/2160/submissions/newにアクセスしましょう。
4.PyCon JP 2019のCFPを確認する
イベントのCFPが表示されました。 提出期限や応募方法、日程などが書かれているので、よく目を通しましょう。
5.Talk Details に応募内容を記載していく
応募内容を記載していきます。上部に配置されているフォームは以下の内容です。
- タイトル
- エレベーターピッチ(要約文)
- 発表形式(45分枠、30分枠、15分枠から選択)
- 対象レベル(All, Beginner, Advanceから選択)
入力できたら、そのまま画面をスクロールします。
- Description(イベント参加者にも公開される説明文)
- Notes(レビュワーに向けた説明文)
を入力します。 Notesには、自分がなぜその発表をするべき人間なのかや技術的な要件等を記入すると良いと書かれています。
最後に、Tagを入力します。 水色の背景が設定されている箇所が、運営で設定したタグです。 PyCon JP 2019ではこの中からタグを選択するように注釈がされています。
自分でタグを作成しないようにしましょう。
6.プロフィールの確認
さらにスクロールすると、応募者のプロフィール入力欄が表示されます。 PyCon JP 2019のCFPは匿名形式です。そのため、プロポーザルが採択された時に初めて、この画面に入力した内容が運営者に公開されます。
3.でプロフィール項目を入力した方は、内容が表示されます。 必要に応じて項目を入力しましょう。
7.プロポーザルを提出する
入力が完了したら、Submit
を押してプロポーザルを出します。
Code of Conduct(行動規範)は、カンファレンス参加時に守るべきルールが記載されています。
しっかりと目を通しましょう。
8.提出したプロポーザルを確認
Submit
を押すと、提出されたプロポーザルが表示されます。
右部のSubmite toの見出しの下、プロフィール横のアイコンがSUBMITTED
になっていれば、正常に提出が完了しています。
もし、提出したプロポーザルを撤回したい場合はオレンジのボタン、Retract Submission をクリックします。
撤回したプロポーザルは、プロフィール横のアイコンがRETRACTED
となり、グレーアウトされています。
Retract Submissionのボタンはブルーに変化し、Resubmit Submissionという表示になっています。
このボタンを押すことで、再度提出が可能です。
提出に際しての注意
プロポーザルは右上Edit
を押せばいつでも編集が可能です。
また、応募期間をすぎての提出も可能です。
ただし、応募終了時刻をすぎた後での変更や提出はレビューがされません。
せっかくの頑張りが無駄にならないよう、
応募締め切りは守りましょうね!
過去のプロポーザル
これまでのPyConの発表内容は、それぞれの公式ページでアーカイブされています。 たとえば、2018年の発表一覧で昨年のものを見ることができます。
まとめ
いかがでしたか? 英語のサービスでプロポーザルを提出する心理的なハードルが、少しでも下がれば嬉しいです。
ぜひ、カンファレンスでの発表に挑戦してみてくださいね!