Pythonエンジニア列伝は、「Pythonエンジニアたちのインタビューを通して、Pythonを使う人達がどんな人なのか、どんな場面で活用しているのか、なぜPythonに出会ったかなどを紐解く」連載です。 連載はトピックごとになっているので、記事単体でも読むことができます。この記事はPythonエンジニア列伝第7回の4記事目・最終回です
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コミュニティに参加して広がった世界
PyLadies Tokyo
Pythonが好きな女性を結ぶ国際的なコミュニティです。 Pythonが好きであれば初心者/熟練者問わず参加できます。
URL:https://pyladiestokyo.github.io/
Pythonはコミュニティ活動が盛んで、自主的に開催されている勉強会がたくさんありますよね。セミナーなのに終わった後にピザが出てきたり、みんなでわいわいしゃべり出したり。夕方から始まるセミナーもあって、始めは不思議に思いました。
初めて参加される方は少し驚かれます。
それに、とあるコミュニティに参加したことでPyLadies Tokyoなど別のコミュニティに出会えたことは私にとって大きな出来事でした。
PyLadies Tokyoは合宿デビュー
突然参加者が畳の上にパソコン広げ始めて「はじめまして。自己紹介しましょう!」って感じでした。
おそらくそこで受け入れられてなかったら次からは呼ばれることはなかったと思います。
でも参加したことで知らないことを学べる機会を得られました。その時に次に参加したときに理解できるようになろうと思えたのです。
だからこそ、PyLadies Caravanのスタッフとして地方を回ってみて、面識を作りたいと思っています。
1度会うだけで質問しやすくなると思うので。
PyLadies Caravan
各地域のPyLadiesとオフラインでつながれます。
討論テーマは、技術セッション/ハンズオン/子供と一緒に/女性エンジニア的なお悩み相談会など、多岐にわたります。
stapyにも参加されているとのことですが、そちらも女性は増えてますか?
stapy
正式名称はStart Python Club。
Pythonでスタートする人たちの集いです。
URL:https://startpython.connpass.com/
ちなみに現在PyLadies Caravanの現地スタッフを募集中なので応募してもらえれば嬉しいです。
まとめ
そのすべての人に伝えたいのが、クエスト一覧をはじめから解いて欲しいということでしょうか。
やりたいことから始めるのではなくて、まずは基礎を築くだけでもいいと思うんです。基礎を固めれば自分がプログラミングでやりたいこととスキルで足りないところの整理が分かりやすくなります。その結果やりたいことへの最短ルート探しができるようになると思います。
また、いざWebに行きたいって思った時に知識不足で挫折につながります。
Pythonは何でもできる言語なので、分からなくなったら初心に戻って基礎から学び直してほしいですね。