こんにちは。PyQチームのnao_yです。
現在、私はPyQを運営しているビープラウドでPythonエンジニアをしています。
主にPyQのシステム改善に携わったり問題作成をしています。 しかし、社会人になったときからPythonエンジニアだったわけではありません。 2年前は完全にPython初心者でした。
Pythonを勉強する人の中にはPythonで仕事をしたい人もいるでしょう。 私の体験を基に、Python初心者が2年掛けてPythonエンジニアになるまでの話をします。
「エンジニアになりたい!」と感じたきっかけ
プログラムを書くってやっぱり面白い
新卒で入社したSI企業は規模の大きい業務システムの設計や開発をしていました。 設計書の修正やシステムのテストをする仕事が多かったです。
システムの一機能やサーバー周りのスクリプトを書く仕事を任されることもありました。 初めて触れるWebフレームワークの仕組みに苦戦したり、上手く動かないことに悩んだりしつつも、 プログラムを書くことに熱中している自分に気づきました。
学生時代から思っていましたが、ここではっきり「プログラムを書くってやっぱり面白い」と感じました。 プログラミングを仕事のごく一部ではなく、メインとしてやりたい。そう思い始めました。
なぜPythonを選んだのか
Pythonとの出会い
実はPythonとの出会いは3年ほど前になります。2年前に初心者だったと書きましたが、一旦置いておきましょう。 学生だった当時、卒業研究でTwitterデータの分析(自然言語処理)を扱うことにしたので、 それに向いたプログラミング言語を検索していて見つけたのがPythonでした。
指導教官を含めて周りにPythonを書いている人がいなかったこともあり、 知識は中途半端でしたが、Pythonの文法のわかりやすさと応用できる分野の広さを知ることができました。
そうだPythonにしよう
仕事でプログラムを書く割合は大きくなかったので、プライベートの時間を使うことにしました。 Twitterデータの分析を卒業研究のテーマにするくらいにデータ収集や可視化に興味がありましたし、 折しもビッグデータや機械学習という言葉が流行ってPythonへの注目が高まっている時期でした。 学生時代に少し触ったことを思い出し、「そうだPythonにしよう」とPythonの扉を叩きました。2年前(2016年)の夏のことです。 この頃のPythonの勉強の仕方は以下のようなものでした。
- Python入門記事を読む
- 勉強会に行く
- いろいろなライブラリを試してみる
- 簡単なスクリプトを書いてみる
次回は、具体的にどのようにPythonを学んでいったのかを中心にお伝えします。