こんにちは。PyQチームのnao_yです。
この記事は「Python入門者がPythonエンジニアになるまでの道のり」2記事目です。
Pythonをこれから学習したいみなさんにむけて、Python入門者の私がエンジニアになるまでの学習方法や体験談を紹介しています。 最初の記事は以下からご覧ください。
- この記事は「Python入門者がPythonエンジニアになるまでの道のり」2記事目です。
- はじめに
- この頃のPythonの勉強の仕方
- こっそり作った面倒なことをやらせるPythonスクリプト
- Pythonistaたちとの出会い
はじめに
新卒で入社したSI企業では、プログラムを書く仕事の割合は多くありませんでした。 そのため、プライベートの時間を使ってプログラムを書き始めました。 そして2年前(2016年)の夏からPythonの学習を始めました。 この記事では、Pythonの学習の仕方や活動して来た内容についてお話しします。
この頃のPythonの勉強の仕方
- Python入門記事を読む
- いろいろなライブラリを試してみる
- 簡単なスクリプトを書いてみる
- 勉強会・コミュニティに参加してみる
今回は自分でプログラムを書いてみること、 勉強会やコミュニティに参加することを中心にお伝えします。
こっそり作った面倒なことをやらせるPythonスクリプト
仕事でもPythonを使ってみたいという欲が出てきて、 休憩時間や仕事の合間を使って仕事自動化スクリプトを書きました。 私のいた部署では主に新人が電話を取っていました。取り次ぐ相手が席にいない場合には伝言メールを出していたのですが、このメールの文面作成をPythonにやらせることしたのです。
当初は相手の名前・電話番号と取り次ぎ先の名前を入力すると、テンプレートに沿って文面を作成するだけでしたが段々と気分が乗ってきて、電話番号をサジェストする機能をつけました。作っているうちに「これもできそう」といろいろなアイデアが出てくるのもプログラムを書く楽しさですね。
なんだかAIのような機能ですが、単に名前と電話番号をCSVファイルにまとめて、名前に紐づく電話番号を表示するという簡単な仕組みです。
誰宛ての電話?: ky
誰からの電話?: nao_y
もしかしてこの番号?: 080-1234-5678
はい(y)/いいえ(n): y
メールの文面:
kyさん
nao_yさんからお電話がありました。
折り返しをお願いします。
電話番号: 080-1234-5678
Pythonistaたちとの出会い
Pythonistaという言葉を知っていますか?Python使いのプログラマーのことをPythonistaと呼びます。 いくつかの勉強会に参加して、Pythonistaたちと出会ったことがPythonエンジニアを目指す直接のきっかけになりました。
みんなのPython勉強会
Pythonに入門して少し経った頃から「みんなのPython勉強会(通称stapy)」に参加するようになりました。
Python(ときには他の言語)のいろいろな話題の講演が聴けるイベントです。
初めて参加した第17回のテーマは「PyCon JP 2016の振り返り」でした。
PyCon JP 2016座長の鈴木たかのりさん(@takanory)の話を聞いて、Pythonistaたちが集まる一大イベントPyCon JPの存在を知りました。この頃からPythonistaの集まる世界に行きたいと思い始めます。
stapyでは毎回、参加者がテーマを持ち寄って5分程度の発表(ライトニングトーク 通称LT)をします。私は自分が書いたスクリプトや試したライブラリの話をまとめて、積極的にLTをしていました。
次回は、さらに深くコミュニティに参加し、Pythonエンジニアになるまでの話を中心にお伝えします。