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【エンジニア列伝vol.9 massaさん (2/4)】「ITサービスの裏側の仕組みがわからないのはムカつくなー。自分で理解して作れるようになりたい」エンジニアを目指すきっかけになった出来事とPythonとの出会いを伺いました。

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この記事は第9回Pythonエンジニア列伝の2記事目です

Pythonエンジニア列伝は、「Pythonエンジニアたちのインタビューを通して、Pythonを使う人達がどんな人なのか、Pythonをどんな場面で活用しているのか、なぜPythonに出会ったか」などを紐解く連載です。

連載はトピックごとになっているので、記事単体でも読むことができます。

今回は新型コロナウイルス感染症対策のためにリモートインタビューでお話を伺いました。

関連記事・バックナンバー

vol.9は初のリモートインタビュー

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hirokiky初のリモート開催となるPythonエンジニア列伝vol.9が始まりました。今回はゲストに、株式会社SQUEEZEでWebエンジニアとして活躍中のmassaさんにお越しいただきました。よろしくお願いします。

massaよろしくお願いします。リモートインタビューだからか、ラジオパーソナリティーみたいだね。
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hirokikyそうですか!?(笑)初めてのリモートインタビューなので少し不安がありますが、massaさんは顔見知りですし、リモートミーティングにも慣れているので落ち着いてインタビューできそうです。

massaはい。リモートでやり取りすることには慣れているので、安心してください。
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hirokikyありがとうございます。
それではインタビューを始める前にPythonエンジニア列伝についてご紹介します。このインタビューは、主に初めてPythonを勉強した人、エンジニアになりたい人がエンジニアの仕事を知れるきっかけとなるように行っている連載です。

massaさんはたくさんコミュニティで活躍されていますし、ホテル・民泊に取り組む面白そうな事業の会社にいるので、その辺のお話をお聞きしたいです。

PythonからフロントエンドまでできるWebエンジニア

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hirokikyまずは簡単に自己紹介をお願いします。

massaはい。本名は新井です。周りからはmassa、masaと呼ばれています。
今働いているSQUEEZEには2016年に入社し、4年在籍しています。
弊社はPythonで開発を行っていて、PyCon JPのスポンサーなどにも力を入れています。
個人のコミュニティ活動として、PyCon JPのスタッフ(2015〜)、DjangoCongress JPスタッフ(2018〜)、Pythonもくもく会の主催をしています。
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hirokikyベンチャーで4年目!長いですねー!会社でも個人でも活発にコミュニティ活動を行われていますね。

massaもともと前職から同じ職場の関根さん(現SQUEEZE CTO)がPythonコミュニティ活動を活発に行っていたので、その影響で自分も始めました。
SQUEEZEのコミュニティ活動は採用面でも効果が出ていて、Pythonコミュニティで出会った方が多く入社されてます。
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hirokikyPythonコミュニティの会社になっていて良いですね。
御社の主要事業は宿泊事業者向けのSaaSである「suitebook」の提供、IoTやシェアドフロントを活⽤したスマートホテルの運営とのことですが、massaさんは現在のお仕事ではどんな業務に取り組んでいますか?

massa入社してからずっとPython, Djangoを書いていましたが、去年はJavaScriptフレームワークのAngularでの開発にも携わってました。直近はチームの体制が変わり、プロダクトマネージャーをしています。
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フロントエンドエンジニア

HTML、CSS、JavaScriptといったプログラム言語などを用いて、Webサイトなどの構築・開発を行うエンジニアです。

Angular

Webアプリケーションに必要な機能すべてが備わっているフルスタックなJavaScriptフレームワークです。 大きなプロジェクトの開発に向いています。 Googleとコミュニティによって開発されています。

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hirokiky熱いね!SQUEEZEのWebのエンジニアとして、やることが次々と変わっているんですね。直近で作っているサービスはBtoBですか?それともBtoC?

massaBtoBですね。ホテルや民泊を運営している企業に、日々の宿泊業務を行うためのサービスを提供しています。優秀な人がいるのでコードはお任せして、プロダクトのロードマップを考えたり、プライシングやパートナーとのリレーションなどの新しいことにもチャレンジしていってます。
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hirokikyすごく大事な仕事だと思いますよ。エンジニアはコードを書くだけでなく、何かを作るスキルが求められることもあります。
サービスを作っていくとプロダクトを扱うことになるので、「作ったものをどう売っていくか」という価格設定(プライシング)、自分たちの魅力の発信力。そういう面でクリエイティブな要素も必要になると思います。
僕も、エンジニアとしてPyQというサービスを作り始めてから、それらクリエイティブな部分にも携わるPyQというサービスを作る人になったと感じます。

massaそうですね。PyQの学習者さんは、例えばOSS(オープンソースソフトウェア)でコミッターを目指すような、技術の深掘りを極めたいという人ばかりではないと思います。「自分のスキルに生かしたい」とか「仕事で使えるようになりたい」、「幅を広げたい」と考えている人にエンジニアからのキャリアとして、こういう仕事もあるよということが伝わるとうれしいですね。
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オープンソースソフトウェア(OSS)

プログラムのソースコードが無償で公開され、改良や再配布を行うことが許可されているソフトウェアです。OSSの推進により、特定製品だけが独占的に利用される要因を失くす目的もあると言われています。

OSS(オープンソースソフトウェア)コミッター

オープンソースのコードを直接変更する権限を与えられている開発者です。

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hirokiky確かにエンジニアのキャリアって、いろんな選択肢がありますね。技術を深掘りしたり、広くサービスの運営とかプロダクトのことを考えたり、インフラを極めたり。

massa自分はそれまでとは同じものを選ばないで、「このタイミングだからこれを選ぶ」ということがあります。 今これをやれるのは自分しかいない。誰もやらないからやろうみたいな。
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hirokikymassaさんは器用なタイプですね。状況にあわせて自分にできる最適なことを選べるのはすごいと思います。

Pythonとの出会い

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hirokikyもっと業務のことを深掘りしていきたいと思います。massaさんはPythonとはどのように出会い習得したのですか?

massa弊社CTOの関根さんが前職の先輩でして。
その会社はPHP, Javaを扱う会社でPythonは使っていなかったんですが、関根さんと仲良くなって「How to become a hacker」を教えてもらいました。その時に「イケているハッカーはPython使っているよ」と勧められたんです。その後自分で独学して「読みやすいし、美しい」と思いました。関根さんからの布教洗脳ですね(笑)
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hirokikyHow to become a hacker!僕も大好きです!
大学は文学部を卒業されていますが、massaさんはそもそもどうしてWeb業界に?

massaエンジニアになろうと思ったのは就活の時ですね。
その時はTwitter, Facebookが流行した時期で、「ITサービスは面白い!自分もSNSに携わる仕事をしたい」とITベンチャーを色々調べていました。
それが段々と「ITサービスの裏側の仕組みがわからないのはムカつくなー。自分で理解して作れるようになりたい」と思うようになり、独学で勉強をはじめました。
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hirokiky好きなものを極めて行った感じですね。就職活動はどうでしたか?

massa前職のSNSマーケティングの会社を受けたら、「経験がなくてもいい。やる気があっていいじゃん」と採用されました。
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hirokikyその時の会社の判断、大正解ですね。独学でかじり付くのはすごいし、よほど仕組みを知りたかったんですね。でも、Webとなるといっぱい要素があって大変だったのでは?

massa最初はすごく大変で、全然わからない用語がいっぱいありました。
「httpって!?」みたいに仕事でわからない用語が出てくると家に帰って勉強しました。
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hirokikyそんな時期があったんですね。仕事を通じて知識を増やして行ったんですね。

massaベンチャーあるあるで研修とかもないので、とにかく書く、勉強するって感じ。
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hirokikymassaさんには向いている気がする。massaさんは教えてくれないと覚えられないタイプではなくて、飛び込んで独学でできるタイプだから。その一方で、「いまいちわからなかった」とこの業界から去っていく人もいるんじゃないかな。

massa確かに周りにも自立できなくてエンジニアから他の職種に移った人もいたかもしれません。けどこれは生存者バイアスなので、そういった人の学習をサポートできる環境があるとよかったのになあと思ってます。
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次回の内容

今回はmassaさんにエンジニアを目指すきっかけになった出来事とPythonとの出会いを伺いました。
次回は、Pythonコミュニティの話や初心者にオススメの学習方法を伺います。

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