こんにちは。PyQマーケティングチームのkonieです。
10月14~16日に開催された国内最大級のPythonイベント「PyCon JP 2022」に参加してきました。
今回はカンファレンス当日の様子を紹介します。
PyCon JPとは
PyCon JP は、Python ユーザが集まり、Python や Python を使ったソフトウェアについて情報交換、交流をするためのカンファレンスです。 PyCon JP の開催を通じて、Python の使い手が一堂に集まり、Python にまつわる様々な分野の知識や情報を交換し、新たな友達やコミュニティとのつながり、仕事やビジネスチャンスを増やせる場所とすることが目標です。(PyCon JP 2022 Overview より引用)
PyCon JPは、日本最大級のPythonカンファレンスです。
Pythonを利用しているエンジニアと情報交換したり、Pythonを日々使っている人のお話から最新情報を知ることができます。
PyCon JP 2022について
会場
今年は「TOC有明コンベンションホール」という会場で行われました。
とてもきれいなところでした。
各セッションの会場は壁などで区切られていないため移動もしやすそうでした。
開催日時
2022年10月14日(金)〜15日(土)にカンファレンスが行われました。
16日(日)はスプリントが開催されました。
スプリントではテーマごとに参加者で協力して開発を進めていったようです。
スプリントについては以下に記載されています。
当日のスケジュール
当日のスケジュールはこちらに記載されています。
特徴
今年はオフラインがメインでしたが、セッションはオンラインでも聴講でき、オフラインとオンラインのハイブリッド開催でした。 昨年とは違い、スポンサー企業のブースはオフラインとなりました。
企業参加、オンライン参加合わせて400人以上の人が参加しました。
セッション
サイレントセッション
サイレントセッションという形での進行でした。
参加者は1つずつレシーバーを受け取り、聞きたいセッションのチャンネルを聞いていきます。
セッションごとに部屋が分かれていないので、1つ隣の席では、別のセッションを聞いているなんてこともありました。
セッション中はとても静かで、でも耳元にはしっかり声が聞こえているという不思議な光景でした。
セッションの感想を聞きました
株式会社ビープラウドではPythonを受託開発のメイン言語としているだけあって、参加メンバーが多かったです。
なので、参加メンバーにセッションの感想をもらってきました。
2日目基調講演の西内さんのお話はとても面白かったです。
自社紹介?プロダクト紹介?とも取れる内容でしたが、Python好きな人という印象が強く残ったトークでした。
「Python Social Authで学ぶ、OAuth2.0認可コードフローにおける異常系への対処」は今やってる案件の機能と関係しているので見たかった。
Automate the Boring Stuff with Slackbot(ver.2) / Takanori Suzuki 自分の発表になりますが、PyCon JPの会場で、実際に人の前で発表できてとても楽しかった。
テーマを深掘りした内容や趣味をPythonを活用して楽しむ、といった内容は聞いていて面白い。
オンラインで画面越しに熱演を見る、という形式も面白かったのだが、やはり生で見たほうが更に面白い。
来年も登壇含め積極的に参加したい。
企業ブース
企業ブース概要
PyCon JPではスポンサーをしている企業がブースを出展できます。
スポンサーのプランによってブースの場所や大きさなどが変わります。
自社サービスであったり、Pythonをどのように利用しているかを説明したりなど企業それぞれの個性が詰まったブースがありました。
PyQの運営会社ビープラウドの企業ブース
PyQの運営会社である株式会社ビープラウドではゴールドスポンサーとしてイベントを応援し、企業ブースも出展していました。
今回はPyQと同様自社サービスである、「TRACERY」をメインに出展しました。
ブースの企画として、マルバツ問題に答えてもらったらオリジナルキットカットをお渡ししていました。
開発あるあるのキットカットだったため、挑戦してくださった方たちは「わかる!」と楽しんでくださいました。
PyCon JP二日目開催です🐍
— TRACERY(トレーサリー) (@tracery_jp) 2022年10月15日
本日もBeProudブースで⭕❌クイズの回答で「開発ドキュメントあるあるキットカット」をお渡ししています🍫
ぜひお立ち寄りください!#pyconjp #tracery pic.twitter.com/BXD1iT7JgX
PyQの企画としてはpandasチャレンジの限定無料キャンペーン付きチラシや、オリジナルステッカーを配布しました。
PyCon JP 2022限定ステッカーはとても人気がありました。
企業ブースめぐり
企業ブースへ足が向くようにPyCon JPの運営がシールラリー企画を立てていました。
各ブースにラリー用シールがあり、企業のお話や企画を行うことでシールが貰えます。
シールを4つ集めるとPyCon JP 2022のTシャツがもらえます。
残念ながら私は、シールを集めるのが遅く後日配達になってしまいました。
すべての企業ブースを回りたかったのですが時間の都合で回ることができませんでした。
なのでしっかりお話を聞くことができたところを2つほど紹介します。
クラウドプラットフォームをコアに映像を録画するカメラ・映像を閲覧するビューアー、映像をデータを活用したサービスを提供しているセーフィー株式会社さんのお話が印象に残りました。
企業利用例だと、現場作業者がカメラを付けて作業し、送られてくる映像を元にリーダーが遠隔指示を出したりするそうです。
個人利用例が特に興味を惹かれたのですが、家の部屋にカメラを付けておき外出先から家の様子を見ることができるそうです。
ペットを飼っている人やお子さんや高齢の両親がいる人などにいいのではないかと思いました。
次に映像繋がりなのですが、道路の映像から、修復箇所を見つけ出すサービスを提供している株式会社アーバンエックステクノロジーズさんです。
道路に亀裂が入っていたり、大きな凹みになっていることがあると思います。
そういった損傷部分を、物流事業者等の車両に設置されているドライブレコーダーで収集した路面データを活用して見つけ出すことができるそうです。
今までは人がチェックしていたものなので、大変だったというお話も聞きました。
個人で使うことはないサービスですが、こうやって生活の周りをAIを使ってより良くされているんだなと感じました。
また他のブースも巡って個性あふれるノベルティをいっぱいもらって来ました。
その他
お弁当やお菓子
会場では1日ずっとあったのでお昼ごはんや途中のお菓子などが提供されました。
2日間ともお弁当が違って、また数種類から選べたのでとても悩みました。
ノベルティ
受付と同時に、トートバックやシールを貰いました。
2019年のオフライン開催まではトートバックの中にすでにスポンサー企業のノベルティなども入った状態で渡されていたのですが、感染症対策として今年はバッグをもらうだけでした。
その分、企業ブースではお話を聞いてノベルティをもらうという形になり、よりしっかり企業のお話が聞けたと思います。
参加者に聞くPyCon JP 2022感想コメント
ブース巡りをするとTシャツを貰えるのもあって、大変賑わっていたように思う。
最後のLTの時間もトラブルありで会場の一体感がでていて飽きがこなかった。
オフィシャルパーティーは抗原検査をパスした人だけが参加できるということで、マスクなしで参加してOKでした。
マスク無しの不特定多数とのパーティー、めっちゃ楽しかった!
公式LTが行われたり、公式LTに落選した人たちの野良LTが始まったりと、とても楽しい、あっというまの2時間でした。
以前のPyCon JPにあったビールサーバーや日本酒一升瓶はコロナ禍ということもあり見られませんでしたが、クラフトビール(COEDO)が用意されていてこれも嬉しかったです。
PyCon JP スタッフのみなさん、スポンサーのみなさん、楽しい時間が戻ってきたのはみなさんのおかげだと思います。 ありがとうございました。
まとめ
2019年の開催以来、久々に参加したオフラインの会場参加でした。
主に企業ブースにいたのですが、たくさんのPythonistaに出会うことができました。
今までのオフライン開催時より人数は制限されていましたが、とても熱気あるカンファレンスだったと思います。
初めて会う人でも、同じPython仲間ということで話も盛り上がりました。
話が盛り上がると自分のモチベーションもすごく高まります。
また限定ノベルティやプレゼント企画など現地ならではの楽しみもたくさんあり、来年もオフラインで開催されるなら行きたいと思いました。
この記事を読んで来年は参加しようかなと思った人がいれば幸いです。