こんにちはPyQサポートです。
4月12日に、オンライン学習サービス「PyQ(パイキュー)」のサービス開始から4周年を迎えました。
昨年の3周年では、「Python開発秘話」として過去のPyQを振り返る記事を書きました。
PyQの歴史
2015年、Pythonが人気になる少し前「システム開発をWebで手を動かしながら学べるサービスがあれば便利ではないか?」とのひらめきで開発が始まったPyQの歴史を、開発チームがインタビュー形式で語っています。
https://blog.pyq.jp/entry/pyq_development_story_200423
https://blog.pyq.jp/entry/pyq_development_story_201020
「今年の誕生日にはどんなことをお伝えしようか」と考えているときに、プレスリリース配信サービスの運営を行うPR TIMESさんから「April Dream」の企画が来ました。
April Dreamとは、企業や組織、個人、ぞれぞれの立場に関わらず、多くの人の「夢」で、 4月1日をいっぱいにするプロジェクトです。 通常のプレスリリースとは異なり、企業・団体がいつか叶えたい「夢」の内容の発信です。
これを読んだ時に夢の発信なんておもしろそうだし、「PyQのこれから」を考えるきっかけにもなると思い、参加することにしました。
ここで私達はPyQの夢を「Pythonプログラミングをもっともっと身近にします」と発表しました。
実際に出したプレスリリース
「Pythonプログラミングをもっともっと身近にする」ために必要なこと
Pythonをもっともっと身近なものにするためには、「PyQ」のサービス改善が必要です。
実は4年前、Pythonは日本で今ほど人気のあるプログラミング言語ではありませんでした。
そのためPyQサービス開始当初は、主にエンジニアとして働いている人がPythonに興味を持って学んだり、業務で新しく触れるPythonを学習したりするために利用されていました。
最近では、喜ばしいことに、プログラミングに興味を持ち、PyQを始められた非エンジニアの方が増えてきました。
それと比例するように「解説が文字ばかりで難しい」、「どこが間違ってるかわからない」というメッセージが届くようになりました。
プログラミングを初めて触る人でも、Pythonを身近に感じてもらうためにはどうすればいいのか。
チームで話し合い、具体的な改善のゴールを立てました。
2021年の目標は「PyQを興味を持ってくれた人、みんなが「使いやすい」と思うサービスにする」こと
PyQチームでは、2021年は「PyQを興味を持ってくれた人、みんなが「使いやすい」と思うサービスにする」ことを目標に取り組んでいきます。具体的には、以下の改善を進めていきます。
誰でも使いやすいUI
開発当時のPyQの画面は、すっきりと無駄なものがなく、学習に集中できることを目的としていました。
しかし、プログラミングという初めての領域にチャレンジする人にとっては、無骨な印象を与えるかもしれません。
どんな人でも触ってみたくなるようなやさしいUIで、プログラミングするのが楽しくなる。
PyQだけで迷わず学んでいけるコンテンツ
今までのPyQは、「解説」よりも「新しい問題作成」に重きをおいていました。
なぜなら開発当初のお客様はすでにエンジニアとして働いている人が多数派でした。
理解できない問題を自分で調べることに慣れている人にとっては、
多くの問題を解くほうがより実践に活かせるため、良い評判をいただいていました。
ですが、多くの問題をひたすら説いていく形式は、
わからなくなったときにどう学べばいいのか迷いやすい構成でもあります。
フィードバックを元に少しずつ解説の追加やコースの新設を行ってきましたが、
メンバーからより根本的に見直したいという意見が出て、チーム全体の意見が一致しました。
今後はより「PyQだけで迷わず学べる」「順番に実践的な問題にもチャレンジできる」
コンテンツを目指します。
まとめ
5年目のPyQは、「Pythonプログラミングをもっともっと身近にします」という夢をかなえるために「PyQを興味を持ってくれた人みんなが『使いやすい』と思うサービス」をめざします。
これからもPyQをよろしくおねがいします。