こんにちは!PyQスタッフのkenkenです。
今回は、PyQ操作方法を解説します。
PyQのクエスト画面(PyQ専用のエディター)は見た目がシンプルなので、直感的に操作できるようになっています。
そのためなんとなくの理解でも使えてしまいますが、PyQ特有の機能を理解している方がより快適に学習できます。
PyQの操作をマスターしていればその分ストレスがなくなるので、Pythonへの理解も早まります。
PyQを使い始めた人は使いやすい環境で操作できるように、使い慣れている人は知らない便利な機能がないかを調べるためにぜひ目を通してみてください。
チュートリアル動画
上記の動画は、PyQを動かしている様子がわかるチュートリアル動画です。
これを見れば基本的なPyQの使い方がわかります。
チュートリアル動画についてはこちらの記事でも紹介しています
PyQの画面の解説
ここではPyQクエスト画面の操作方法・PyQ独自の用語を紹介します。
クエスト画面
PyQクエスト画面の左側に問題が掲載されています。右側は問題の回答を記入するエディターです。
解説
合格判定されると解説を読む
が押せるようになります。
解説を読んでから問題に戻りたい場合
解説を読む
のとなりにある○問目
へマウスオーバーするとボックスが表示されます。そこから確認したい問題を選択してください。
問題をリセットしてやり直したい場合
復習のために一度挑戦したクエストをやり直したい時にはクエスト内、PyQ入力フィールドの左上にリセットボタン
があります。
このリセットボタン
を押すと問題を初期化できます。
問題のリセット機能についてはこちらの記事でも紹介しています
実行
エディターの右上にある実行
を押すと動作確認ができます。
写経(詳しくは後述)を見ながら正しいコードが書けているかを確認したい場面で使ってください。
判定
実行
のとなりにある判定
を押したときに正しいコードが入力できていれば、判定:合格およびOKと判定されます。
間違ったコードを入力していた場合は、赤い線とともに確認事項(エラー内容や実行結果と異なっている部分)が表示されます。
その場合間違っている箇所を修正してからもう一度試してみてください。
※確認事項が出ない問題もあります
レイティング
合格判定されると解説とともにレイティング(問題への評価)が画面下部に表示されます。
問題に関してあなたが感じた評価をGood, Badでお伝えください。
※レイティングはPyQの問題改善に役立てられます。Badを選んだ場合、詳細を入力できます
キーショットカット一覧
実行
のとなりにあるキーボードのボタンを押すとキーショットカット一覧
が表示されます。
キーショットカット一覧 |
---|
Ctrl + Enter | 実行する |
Ctrl + Shift + Enter | 判定する |
Ctrl + Shift + → |次の問題へ |
文字入力中 Tab | 入力補完 |
Command + z か Ctrl + z | 入力を戻す |
Command + y か Ctrl + y | 戻した入力をやり直す |
Command + ← か Alt + ← | 先頭にカーソル移動 |
Command + → か Alt + → | 行末にカーソル移動 |
Command + k か Ctrl + k | 行末までの文字を削除 |
キーショットカットについてはこちらの記事でも紹介しています
更新
キーショートカットの隣にある更新
を押すと、Webなどでの問題が発生した場合にファイルとサーバーを同期します。
クエスト画面からダッシュボードに戻る方法
学習中「違うクエストを解きたい」などと思ったときにはクエスト画面の上部にあるPyQのロゴ
をクリックすればダッシュボードに戻れます。
写経をしよう
PyQでは写経を通してPythonプログラミングを学びます。
写経
写経とはプログラムを写して書いて、動かす学習法です。
※写経は、クエスト画面左側のサイドバーをスクロールすると見つかります
Pythonを使い始めたばかりの初心者の方は、はじめて問題を解くときに最初に手を動かしてみることでPythonに苦手意識を持たずに学習できます。また、手を動かして回答することで出題されたコードをより理解できます。
Pythonに関する知識がある方も、書いて動かすことでより高度なプログラミングスキルを身につけられます。
写経には差分表示と全文表示(詳しくは後述)があります。
演習問題
自分の力を試す演習問題では、写経の代わりに模範回答が表示されます。
模範回答は演習問題で悩んだ時や、模範的な書き方を確認したい時に確認するためにあります。
模範回答も写経と同様に差分・全行表示(詳しくは後述)があります。
差分表示
※差分表示はデフォルトで表示されます
プログラムの修正前のコードも記されているので、どの行にコードを足せば良いのかというヒントを得ながら回答できます。
写経をする時、1字ずつどこになにを書くのかを確認しながら書き写すと記憶に残りやすくなるのでおすすめです。
全行表示
プログラムの写経を間違えてしまった場合や、演習課題で答えを見たくなったとき全行表示に切り替えれば答えがわかります。
どうしても判定で合格できない・問題をスキップしたい場合は、全行をコピー&ペーストして回答できます。
写経についてはこちらの記事でも紹介しています
おすすめの学習法
PyQのクエストはPythonの環境が動いているので、問題と違う内容のコードを入れても動作します。
これを利用して、問題とは違うコードを書き、どういう風にコードが動くかを調べることでより理解が深まりますよ。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
データ分析の問題
データ分析の問題では、Pythonによるデータ処理でよく使われるJupyter Notebook というエディターが表示されます。
「早速データ分析をやってみたい」という方は、Jupyter Notebookの使い方が学べるクエストがあるので下記のクエストから始めましょう。
フィードバック
今回紹介したレイティングなど、意見を開発メンバーに伝える仕組みについては今後配信するチュートリアルで詳しいTipsを配信します。
まとめ
ここではPyQのクエスト画面の使い方について紹介しました。
今回紹介した内容をあらかじめ頭に入れておけば、操作で手こずることがなく快適に独学できます。
便利な機能を使いこなしてPythonのレベルアップを図りましょう!